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新春、最初の新着盤追加です。いつものデュ=プレから、久しぶりのアシュケナージ。ミュンシュのボレロは更新後のリアクションも好評。
2012年はオペラの年と言えそうで、ワーグナー、ヴェルディ、マスカーニがアニヴァーサリーになります。
ワーグナーのレコードの思い出に、1月11日が命日だったクラウス・テンシュテットは忘れられない。病気に負けずに頑張って欲しかった指揮者ですが、二枚のワーグナー管弦楽曲集をリリースした当時は、ファッショナブルな指揮者でイギリスのスタイリッシュなワーグナーが新鮮でした。
残念ながら全曲盤はレコードとして残されませんでしたが、ワーグナーの音楽が管弦楽だけで不足なく表現されている。
EMI録音のベルリン・フィルの音ということも楽しい初期のデジタル録音でした。CD http://amzn.to/X4UAiu
バイロイト音楽祭での『ニーベルングの指輪』の新演出も期待しているところですが、スカラ座での新演出もいよいよ『神々のたそがれ』で完結します。
この指揮はダニエル・バレンボイム。カルメンの上演でも感じたことですが、ワーグナーのオペラという足かせのない音楽を聞かせてくれて楽しい時間でした。曲によってオリジナリティが出しにくいこともあるでしょうが、ピアニストの顔が音楽に現れていない。
そのバレンボイムが因縁のチェロ協奏曲をリリース。昨年末にCD発売されたエルガーのチェロ協奏曲は、今後記憶に残る存在になるでしょう。デュ=プレとの演奏に比較する対象が久しぶりに登場した。日本盤はSHM-CDで1月末の発売です。 CD http://amzn.to/X4Vb3N
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